ドミニオン オリカ募集#91~#100

皆さんからいただいたオリカの#91~#100です。

 

 

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#91
機械化された堀
2コスト
アクション-リザーブ

+2カードを引く
このカードを酒場マットに置く
他プレイヤーがアクションカードを使用する時、あなたはこのカードを呼び出してもよい。
(そのターンのクリーンアップフェイズ時に捨て札に置かれる)このカードがプレイエリアにある間、アタックカードの影響を受けない。

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リザーブ版の堀でしょうか
荒れ場だと相当活躍しそうです。なんせ好きなタイミングに呼び出せますしね
ただ、アタックがないと使い捨ての堀になってしまって堀と比べてあまり使えなくなってしまうのはどうにかしたい気もします
(もちろん堀より使い捨ての2ドローが欲しい、ということもあるでしょうが)
アタックカードがないと使い捨てになってしまうことを考えると、+3ドローにしてもいいかなと思いました。
2コストで使い捨ての鍛冶屋というのも面白そうかなと。


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#92
機械警備
4コスト
アクション-アタック

2金
全てのプレイヤーは手札を3枚になるまで捨てる。
この効果で手札を捨てなかったプレイヤーは自分の山札の一番上のカードを公開し、そのカードを捨て札にするかそのまま戻すかをあなたが選ぶ。

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民兵+αですかね。
これだと民兵の完全上位互換になってしまうのであまりよくないかなと思います……
民兵系は同ターン内だと2回目以降効果がないですが、2回目以降も効果があるようにデザインするのはありかもしれませんね。


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#93
学生街
コスト5
アクション

+2アクション
あなたは手札のカード1枚を廃棄しても良い。
その場合、+2カード

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弟子の相互互換のようなカードですね
実はこれを少し弱くしたようなカードを作ったことがありまして、5コストで「カード1枚を廃棄したら2アクション2ドロー」というカードだったんですね
それは何度も使用した結果、強すぎるよねという結論に至りまして…
廃棄してアクション継続で2ドローできるだけで、だいぶ強かったんですよね。表現が正しいかわかりませんが、研究所と弟子のおいしいところを集めて村にしちゃったみたいな
なのでこの学生街というカードはおそらく、相当強いと思います
シンプルで初心者でもすぐ理解できるようなところはすごくいいんですけどね(文章のシンプルさは相当重要ですし)


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#94
借金取り
コスト4
アクション-アタック

他のプレイヤーは手札が5枚以上ある場合、他の人プレイヤーは手札からカードを1枚捨てる。
それが財宝カードの場合、それを廃棄し、あなたはその枚数1枚につき+③を得る。

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これはどう動くんだろう……?
基本的にハンデスに対しては屋敷を捨てていくので、初手でとることはないかな?
とはいえ銅貨を捨てれば圧縮できるわけで、銅貨を捨てることもあるかもしれません。
そうなるとかなりの金量を期待できるので……ってなるのでしょうか
これは正直使ってみないとどう動くか想像できませんが……
ちょっといやらしい読みあいになりそうですね

基本的に+3コインはメチャクチャ大きいですし、銅貨圧縮に見合わないと思うので屋敷を捨てていくと思いますが、
中盤からは手札に屋敷がない場面も結構あるでしょうし、中盤に買うカードになりそうですね。
そうなると単純に4コスで+3コインが期待できるのがメチャクチャ強そう。
序盤に銅貨圧縮できるならともかく、中盤ならあまり嬉しくないと思いますし。


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#95
駆動車
5コスト
アクション

+2カードを引く
手札からアクションカードを脇に置いてよい。
そうした場合このカードの効果をもう一度使用する。
脇に置かなかった場合、このカードの効果で脇に置いたカードを捨て札にする。

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アクションを捨てることでさらにドローできるカードですね
普通に使う分には2ドローですが、アクションカードを1枚捨てると3ドロー、2枚捨てると4ドロー、……
捨てるではなく脇に置くとしているところも素晴らしいですね。
脇に置く以上、このカード1枚ではでは引ききれない調整が好きです
あと、「このカードの効果をもう一度使用する」という部分もすごいですね。
再帰の概念をこんなにシンプルに表現できるとは思ってなかったです

ただ、冷静に考えて見ると5コストであまり買いたいカードではないかなと思います
アクションカードを捨ててドローというのは、コンボだと少しシンドイかなと。
かといってステロだと2ドローというのが少し重そうな気も(アクションカードとかぶったら実質4ドローと考えれば、ステロ向きなのかな?)
いや、4コストのカードを初手で取りながらステロできると考えれば強いのかな?
あるいはコンボでも強圧縮コンボならうまく使えそうかも


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#96
徴税人
コスト※

+1カードを引く
+1アクション
他のプレイヤーは手札から銅貨を公開しても良い。
公開しなかった他のプレイヤー2人(端数切り上げ)につき+1カードを引く
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このカードのコストはプレイ人数+1コインに等しい

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なるほど、初手ではキャントリップだけど局面が進むと研究所以上になっていくと。
アンチ圧縮なのが面白いですし、プレイヤーの人数に応じてコストが変化するというのはユニークですね。
プレイ人数で考えて見ると、2人なら3コス、3人なら4コスで1人でも公開できなかったら研究所
4人なら5コストで1人でも公開できなかったら研究所、全員公開できなかったら研究所×2
5コストになるところで研究所×2になりうるというのがまたいい調整ですね
上手く作るなあ

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#97
Eureka
10コスト
アクション

あなたから始めて時計回りにプレイヤーは手札のアクションカードを一枚公開し脇に置く。(アクションカードが無い場合は手札を公開する。)
これを4枚のアクションカードが公開されるか誰もアクションカードが公開できなくなるまで繰り返す。
あなたはこのカードにこのカードの効果で公開されたカードの中から好きな枚数を選んでこのカードの効果に付け足してもよい。
その後、脇に置かれたカードをそれぞれのプレイヤーの手札に戻す。(煩雑で申し訳ない)

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効果を付け足すというのがよくわからないのですが……?
二回目のプレイ以降どんどん効果が足されるということなのでしょうか。
だとすると二回目以降のプレイで公開されたカードもどんどん足されていくということでしょうか
蓄積するとさすがにこのカードの成長具合がえげつなさすぎるので、毎回4枚参照できるゴーレムって感じでしょうかね。
4枚のアクションカードを使用できるだけでも相当凶悪そうですね。10コスでも余裕でペイしそう
例えば村4枚公開でも4ドロー8アクションになるってことですもんね

他のプレイヤーに頼るゴーレムという発想は面白そうですね。
周りの動きを見ながらデッキを作っていくことになるのでしょうか。


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#98
Animal Caretaker
コスト4
アクション

+3カードを引く
+1アクション
あなたの手札を公開し、その中で重複しているカードは1枚ずつ残して捨て札にする。
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このカードを獲得したとき、あなたの捨て札のカードすべてを見て、同じ名前のカードを2枚廃棄してもよい(1枚だけ廃棄することはできない)。

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上半分の効果は移動動物園をマイルドにした感じでしょうか
圧縮さえあれば相当仕事しそうですし、なくてもキーカードを持ってきたいサプライなら十分仕事しそう
属州のかぶりを気にしなくていいですし、移動動物園よりメインとして使いやすそうですね
なかなか面白そう。

この手のカードは圧縮がないと仕事しにくいですが、そこで下半分に圧縮機能を付けたのは面白いですね
使いやすすぎないあたりもいいと思います、捨て札にっていうのも同じカード2枚というのもだいぶ使いづらいですし
全体的に使いやすすぎなく効果がかみ合ってて、とてもいいカードだと思います!

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#99
楽天カード
コスト0
Project

あなたの購入フェイズ中すべてのカードのコストはその数値に等しい負債コストになり、負債トークンを持っていてもカードの購入をすることができる。
1ターンの間に6負債トークンまでしか支払うことができない。
ターン終了時に持っている負債トークン10枚ごとに1負債トークンを得る。
その後1負債トークンを得る。
ゲーム終了時、負債トークンの数だけ-1勝利点。 このProjectを購入したとき+5コイントークン。

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ついに来ましたねProjectオリカ
実際にプレイしないとわかりませんが……
イデアとしてはすべてのカードを負債で購入できることになるってことですかね
さらに負債があっても購入できるようになりますが、代わりに負債には利子がつくと
負債がゲーム終了時にマイナス点になるというので適当に属州を買えばいいわけではないのは良い調整かも。

「すべてのカードを負債で購入できることになる」というアイデアはなかなか面白そう。
ですが、少し要素がごちゃごちゃしすぎてるかなという気はします。
ポーションコストはどうなるんだというのもありますし
ちょっとシンプルすぎるかもしれませんけど、毎ターン2負債をもらうことで+1コインできるとか、それくらい簡潔なほうがいいのかなあと個人的には思いました。


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#100
裏市場
6負債
アクション-リザーブ

+1カードを引く
+1アクション
+1カードを購入
+1金
このカードをあなたの酒場マットの上に置く。
このターンの購入フェイズ時、負債トークンの返却を行わなくてもよく、負債トークンがあっても購入できる。
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購入フェイズ終了時、負債トークンを持ってないならこのカードをあなたの酒場マットから捨て札にしてもよい。

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負債を無視して購入できるという能力と負債で購入できること以外は市場ですし、そこをうまく活用していきたいカードですね
基本的には5コスよりは6負債のが購入しやすいとは思いますしそこは市場と差別化できそう
負債トークンがあっても購入できるから上手くやれば負債を踏み倒せるのかな?と思うのですが、そうするとこのカードが酒場マットから戻ってこないんですよね……
上手く活用するのはなかなか難しそう。

あとは細かい指摘が2点あるのですが、まずリザーブカードでこのややこしさは厳しいかなと
ワイン商はアクションフェイズの最後に打つことが多いので、何枚使用したか(=何コイン何購入出力したか)が分かりやすいのですが、これだとキャントリップで
アクションフェイズ中に適宜使用していくことになるので、もともと酒場マットにあった裏市場との区別がつきにくそう。
2点目がこの文章量はカードには収まりきらないかなと。
市場の効果の時点でそこそこカードが埋まっちゃうんですよね