ドミニオン オリカ募集#141~#150

皆さんからいただいたオリカの#141~#150です。

 

 

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#141
Magazinegfzs
アクション
8負債

+1アクション
手札から2枚カードを捨て札にする。
アクションカード3枚が公開されるまで、あなたの山札を上から公開する。
公開した他のカードを捨て札にし、次にその3枚のアクションカードを手札に加える。
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ターン中1度のみ、このカードがサプライにあるとき、あなたはあなたのアクションフェイズ中に勝利点カードをMagazineとして使用してもよい。
そうしたならば、購入フェイズの開始時にMagazineを獲得し、10負債を受けとる。

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上の効果は地下貯系ですね。アクションカードを引っ張ってくるキャントリップカードというところでしょう。
興味深いのが下の効果。勝利点カードがあれば即座にこのカードを手札に購入できる、という感じですね。
実質1ターン目から使えるわけですが、アクションカードを引っ張ってくる効果なので序盤で買っても意味がないのはバランスが取れてますね。
この下の効果は斬新で面白そう!

下の効果なんですが、購入フェイズの開始時に獲得と10負債を受け取るのは結構忘れそう。
やりたいこととしては「コンボを組んでいる時に必要なタイミングで即座に購入して使用できる」ということだと思うので、
自分だったら「このカードを使用するゲームでは、ターンの開始時にこのカード1枚を購入しあなたの手札に加えてもよい」とかにしたいかもな?と思いました
この形だと普通に購入する理由がなくなってしまうので、それは問題ですが……
あるいは、
「ターン中1度のみ、このカードがサプライにあるとき、あなたは3負債を受け取ってあなたのアクションフェイズ中に勝利点カードをMagazineとして使用してもよい。」
とかどうでしょう?


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#142
Surgeon
コスト3
アクション

あなたの手札から3枚までの財宝カードを使用する。
あなたのコインすべてを支払い、支払ったコイン1つにつき、自分のデッキの上のカード1枚を見て、そのカードを廃棄するか、そのカードを捨て札にするか、そのまま戻すかをする。
使用した財宝カード1枚につき、+1カードを引く

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語り部に圧縮を組み合わせたような感じですね。
圧縮の効果は、医者の過払い効果にとても近いですね。
財宝カードを圧縮に使用する関係で、財宝カードは圧縮しきれないという側面は面白そう

このカード、ぱっと見だとだいぶややこしく見えたんですよね
原因を考えたのですが、「使用した財宝カード1枚につき1ドロー」という部分が少し面倒かなぁと
金量をいっぱい出した方が圧縮できるというコンセプトは面白いと思うので、そこだけでカード効果が完結するようにしたい気がします
とはいえドローの部分が消えたらだいぶ弱そうですが……弱すぎるだろうと思って下の効果をつけたのだと思います
難しいところですね
使用した財宝の枚数ではなく、シンプルに2ドロー固定とかでもいいかな?とも思いました。


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#143
Baroness
コスト2
アクション 勝利点

1勝利点
+1コイン
すべてのプレイヤーは手札を1枚廃棄してもよい。
+1カードを引く
ーーーーー
このカードの名前は屋敷でもある。
※屋敷でもあるということは例えば男爵で捨て札にして4コインを得ることができたり、願いの井戸で屋敷を指定しbaronessが公開されたときに手札に加えられたり、狩場、ワイルドハント、凱旋などで本来の屋敷の代わりにbaroness獲得を選択できるということである。
相続している場合、baroness使用時も相続したカードを使用する。その場合先に相続したカードの効果を受けてからbaronessの効果を受ける。

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使用時の効果は、全員圧縮できるという部分はあまり嬉しくないので、基本的には1ドロー1金カードとなりそう。
下の効果のこのカードの名前は屋敷でもある、という部分がめちゃくちゃ斬新ですね。
全員圧縮という部分を生かすなら、民兵と組み合わせたりする必要がありそうです。あるいはステロvsコンボとなったときに、コンボ側が少し有利になるかも?

おそらくこのカードの目玉は「このカードの名前は屋敷でもある」という部分でしょう。
例えば男爵と組み合わせたりしたいわけです。
ただその部分を生かせるサプライはかなり少なく、普通のアクションカードとしてサプライに置かれることがほとんどだと思います。
そうなると、普通のアクションカードとしては少し物足りないかなあという気がします。
このカードの効果自体に、「このカードの名前は屋敷でもある」という部分とシナジーさせるか、通常のアクションカードとしても悪くない性能にしたいかなと思いました。


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#144
Welding
コスト4コイン3負債
イベント

サプライにあるアクションカード2枚にWeldingトークンを一つずつ置く。
※Weldingトークンを置いたアクションを使用すると、そのアクションの効果を解決したあと、Weldingトークンを置いた使っていない方のアクションカードの効果を受ける。
Weldingトークンが置かれたカードを獲得したとき、Weldingトークンを置いた獲得していない方のカードのコスト分だけ負債トークンを得る。

(先ほどWeldingを送った者ですが、トークンをのせる形にすると分割された山札に使うとおかしくなりますね。
相続のように脇に置いて、一度しか買えないようProjectにするか、2回目以降は一旦脇に置いたカードをサプライに戻すをした方がよいですね。)

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片方のアクションカードを使用したときに、ペアとなるアクションカードが使用されるEventですね。よく思いつくなあ
コストは重たいですが、基本的には使うでしょうね。キャントリップ2つをくっつけるだけで、両方とも失われた都市になりますし。
アクションカードに+アクショントークンを乗せるEventが6コスに存在することを考えると、2つのアクションカードにそれ以上の効果を乗せるのはだいぶ強いでしょう
とはいえトークンが置かれるとコストが一気に重くなってしまうので、いつ買うかはとても難しそう……
ただEventのコストを高くするのでなく、買うとデメリットもついてくるという点でジレンマを成立させてるのは面白い。

そういえば、サプライが枯れると効果なくなっちゃうのかな?そうなってくると難しいですね。


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#145
Blight
コスト3
イベント

サプライにある勝利点ではないカードの山一つにBlightトークンを置く。
※Blightトークンが置かれた山に由来するカードを使用したとき、手札を1枚捨てる。
Blightトークンは全体で一つだけで全プレイヤーに影響する。

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特定のカードにdiscardデメリットを乗せるEventですね
個人攻撃ができるという点ではドミニオンにはなかなかない要素で新しいかもしれません。
特定のカードをアタックするという意味では既存のカードでは抑留が一番近いかな?

抑留と最も異なるのは、抑留は購入を制限するのに対して、これは使用時にデメリットを加えるというとこですね。
実はこのイベントと結構似たものを作ったことがありますが、抑留より個人攻撃感が強くなって結構不評だったんですよね……。
他のボドゲではこの手のカードはよくあるのですが、ドミニオンだとこういう駆け引きはあまり好まれないかもしれません
discardというデメリットならそこまで大きくないので大丈夫かもしれませんが……どうなんでしょう
基本的にアクションカードを連打するデッキほどダメージが大きいので、ステロ優位になったりするんでしょうかね?

プレイヤー全体で1つのトークンを共有するというアイデアは色々考えられて面白そうですね。


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#146
Power Plant
コスト5
Project

あなたのターンの間、すべてのアクションカードは夜行カードでもある。
夜フェイズ中、すべてのカードのコストは2上がる。
夜フェイズ中に1枚だけカードを購入することができる。
そうした場合、夜フェイズは終了する。

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すべてのアクションカードを夜行カードにしてしまうProjectですね。よく思いつくな……w
夜フェイズに購入できることから、実質+buyのイベントとも言えますね
夜フェイズにアクションカードを使用しても得しないカードは多いので、購入できるという部分を加えたのだと思います。
ただ個人的には、夜カードにするだけで十分面白いんじゃないかな……?と思いました。
使えないサプライもそこそこあるとは思いますが、それはcapitalismも同じですし。
「アクションカードを夜カードにする」というコンセプトの時点で完成してるように思います!

コストが2上がるという部分はどう使っていくことになるんでしょうね?
工房系はかなり使いづらくなりそうですが……
カード1枚購入できる部分でもデメリットになりますし、基本的にはデメリットとして設定されてるのかな?


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#147
Redecoration
Project
コスト8+

あなたがこのProjectを購入するとき、追加でコストを支払ってもよい。
そうした場合、追加で払ったコストと同じ数のトークンをこれの上に置く。
あなたのターン中、屋敷のコストはあなたがここに置いたトークンの数に等しい。
ゲーム終了時、あなたの屋敷はもとの勝利点に加え、あなたがここに置いたトークンの数だけ勝利点になる。

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屋敷の勝利点を操作するProjectですね。
完成度めっちゃ高くないですかこれ?
屋敷の勝利点をあげることができて、ただ一緒にコストも上がってしまうという
コストの変化による悪用もできますし、いろいろ面白そう

……冷静に考えてみるとちょっとゲームを壊すかも?
屋敷の圧縮できないサプライだと、例えば14金を出せば実質18VPになるのか。ちょっと極端?
とはいえ一度買うと屋敷は購入しづらくなりますし、屋敷を集めると金量が出しづらくなる。
ジレンマは完成してるんですよね
ゲームの影響度はとても大きそうですが、ならず者みたいなものと考えればありなのかな?


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#148
Crimson King(改)
コスト5
アクション アタック

+1アクション
手札が5枚以上のプレイヤーは財宝かアクションカード1枚を捨て札にする。
これによって捨て札にされたカード1枚をあなたは使用してもよい(使用したカードは捨て札から移動しない)。
他のプレイヤーは+1カードを引く。
このターンの間で、これが3回目に使用されたCrimson Kingであれば、勝利点1枚を獲得する。

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はみ出し者+ハンデスアタック、という感じでしょうか。
このカードの肝は、はみ出し者っぽく動くことでしょう。捨て札にさせたカードとして働くというのは新しいですね~
ただおそらく、基本的には銅貨が捨てられるだけなので、そこまで買いたくならないかなあ?と
銅貨が捨てられるだけなら、このカードは銅貨とほぼ同義ですし。

キャントリップが捨てられてようやく村と考えるとうーん。
5コスでただの村だったらあまり欲しくないなと。
アタックも期待できないですし。1ドローを考えると、下手をすると銅貨を捨てて必要なカードを引かせる手助けになるかも?

圧縮場なら5枚とも有用なカードということもあるので、基本的には圧縮場で買うカードになるのでしょうか。
2ドローのカードが捨てられれば研究所になります。そうなってくると割にあってきますね。
そして下の効果も大事ですね。三回使用すれば属州が取れるというのはだいぶ優秀です
なるほど、3回使用して属州を取る動きをしながら、アクションカードとしても有益かもってカードなのか
それならちょうどいいところかもしれませんね。圧縮場なら効果がかみ合って上手く使えそうです


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#149
Fabrication Facility
コスト5
アクション

サプライから名前の異なるコスト5以下のカードを4枚脇に置く。
左隣のプレイヤーはその4枚を好きな組み合わせで二つの束を作る(2枚ずつじゃなくてもよい。また、0枚と4枚の束でも適正である)。
あなたはその二つの束から一つを選び、選んだ側にあるカードをすべて獲得する。
選ばれなかった側はサプライに戻す。

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MTGの嘘か真かを思い出すカードですね
工房系カードですが、このアイデアはなかなか新しくて面白いですね
サプライにデッキに入れやすいカードがあるとだいぶ取りやすそうです(例えば市場がサプライにあれば、だいぶ使いやすそう)
これに関しては工房の中でも更にサプライを選ぶというか、サプライ次第なところが大きいですね
これ個人的には結構好みです、アタックではないけど相互干渉し合うカードというのはドミニオンらしいですし。

例で考えてみましょうか、例えばこのカードで「バザー、地下墓所、願いの井戸、銀貨」という風に指定します。
すると「バザー、銀貨」と「地下墓所、願いの井戸」という風に分けられたりして、どちらかを選ぶ感じになりますかね。
確かに5コストとしては丁度いい性能になりそう。
ただ今やってみて感じたのが、これ4つのカードを2つの束に分けるのが結構大変だったんですよね。
今の例だと「バザー、〇〇」と「地下墓所、○○」という風に分けることまでは簡単に決まっても、銀貨と願いの井戸をどっちに割り振るかが難しかったんです。
選べるカード枚数は3枚にしてもいいかも?
3枚なら2つの束に分けるのももう少し時間かからなそうですし。


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#150
Canvas
アクション
コスト4

Painterによってあなたが脇に置いたカード1枚をあなたが選び、そのカードとしてこのカードをプレイする。
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準備:このカードを使うゲームではPainterという名前のイベントをサプライに追加で置く。
ランダマイザカードだけでできた山札を用意する。


Painter
イベント
1+
あなたがこのイベントを購入するとき、追加でコストを支払ってもよい。
そうした場合、追加で払ったコストと同じコストのカードをランダマイザデッキから3枚までランダムで公開する。
そのうち1枚を(あなたの)脇に置く。

※ランダマイザとは裏側が青色になっているカードのことである。
枚数やどのカードを入れるかは仲間内で決め、入っているカードはいつでも見てもよい。
Painterを複数回購入することで、複数枚のカードを脇に置くことができる。
サプライにあるカードと同じランダマイザはランダマイザデッキから除外されている。
分割された山札や騎士のように、ランダマイザとサプライに存在するものが異なるものもある。
それらを脇に置いたとしても効果を得られない。
また、勝利点も同じく効果を得られず、過払いを用いる都合負債コストのカードを脇に置くことはない。
そのため抜いておくことを推奨する。 脇に置いたカード次第では財宝や夜行カードをアクションフェイズで使用することができる。
略奪者、準備(魔女娘など)を持つカードがランダマイザにある場合、最初から廃墟や災いがサプライに現れる。
ポーション、家宝も同様。闇市場と同じ。

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かなり闇市場に近い感触のカードですね
ランダム性は闇市場のはみ出し者という感じでしょうか
ガチゲーではあまり使いたくないですが、パーティーゲームとしては面白そう
ガチゲーでは使いたくない理由としては、闇市場がランダム性強いというのもありますが、村を引いた時に闇市場以上に格差が出るというところでしょうか
ただ、イベントで過払いというのはなかなか新しいですね
これ過払いで公開するカードをランダムとしてますけど、例えばサプライのカードを脇に持っていけるとかならどうですかね?
サプライに村と鍛冶屋が揃ったら強すぎるか……