ドミニオン オリカ募集#151~#160

皆さんからいただいたオリカの#151~#160です。

 

 

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#151
Recall
アクション
コストポーション

+1アクション
場に出ているRecallではないあなたのカードを1枚手札に加える。

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場に出ているカードを手札に入れるというのは斬新ですね
アクションは増えませんが玉座みたいな動きになるのかな
むしろはみ出し者?
文章がシンプルでわかりやすいのは良い点ですね
場に出ているカードを手札に入れるというのは色々と面白そう
改築系と組み合わせてみても面白そうですしね

ただ、場に出ているカードが戻るのって基本マズイんですよね
Capitalism官吏の例とかありますし
無限ループを避けるために"Recall以外の"という部分があるのだと思いますし、そこはとてもうまいと思うのですが
だとしても場のカードを手札に戻すのはマズイかなぁ……と
例えば船着場を使用して手札に戻したら処理がややこしいかなと(とはいえ行進雇人とかすでに公式にもあるのですが)

あと、相続して+1カードトークンをつけると無限に使用できますね
さらにチャンピオンと王冠があれば無限金量になりますし
公式でも無限金量は可能ですが、無限ループを簡単に生むのはマズイかなぁ
あともう一つ問題なのが、+アクションのあるカードがサプライにないと全く活かされないカードになってしまうんですよね
似たようなカードとしては共謀者もそうなのですが
そのあたりを考えると、個人的にはちょっと気になるなぁという感想です

プレイエリアを参照して、という意味ではルネサンスの増築なんかも近いですが
あいつは"プレイエリアを離れる時"としてるので問題なくなってるんです
うまい書き方ですよね~


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#152
Regent
リザーブ
コスト2

このカードを獲得したとき、酒場マットに置く。
あなたのターンの開始時、あなたはこのカードを呼び出してもよい。
そうしたとき場に出ているカードが4枚以上あり、1つ前のターンがあなたのターンでない場合、このターンの後にもう一度ターンを得る。
同じターン中、このカードであなたは2回より多くの連続するターンを得ることはできない。
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このカードを廃棄したとき、廃棄置き場の代わりに酒場マットに置く。

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前哨地の亜種系カードですね
ターンの開始時の枚数を参照するということで持続やらリザーブがないとなかなか達成できないわけですが、自分自身がリザーブということで解決してるのは上手いですね
普通に使うととても難しい効果だと思うのですが、獲得時にリザーブマットに置くことで使いやすくなってるわけですね
また、廃棄時にリザーブマットに置くというのは良い味出してると思います
あまりアクションが確保できないサプライでも、採集者で廃棄するとか考えられますしね

とはいえ、基本的には結構厳しいカードなのかなという気はします
自分自身だけで4枚を達成しようとすると、4回購入しないといけないですし、そのあとデッキに呪いが4枚入ってくることになりますし。
イデアはとても面白いと思ったのですが、もう少し緩くしてもいいかなと思いました
3枚で前哨地効果でもいいんじゃないかな?

獲得時、廃棄時にリザーブマットに置かれるというのはなかなか面白くていいアイデアだな~って思いました。
調整すれば上手い形になりそうですね。


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#153
Spring
コスト4
勝利点

廃棄置き場に財宝がプレイヤー数の2倍の枚数あるごとに1勝利点。
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このカードを獲得したとき、他のプレイヤーは銅貨を1枚獲得する。

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廃棄置き場の財宝の枚数が勝利点になってくる特殊勝利点ですね
獲得時に銅貨を配ることで圧縮がしたくなる、ただ圧縮するとこの勝利点の得点が上がってしまうというのはジレンマがあって面白いですね。

個人的に一番気になるのが、圧縮カードがないと0点の銅貨を撒くカードになってしまうところでしょうか
相性の良いカードがないと仕事しない、というのは特殊勝利点なら大体そうなのですが、それでも0点確定はちょっと厳しいかなと
相手に銅貨を巻いても、自分には0点呪いを撒いてるわけですし。
圧縮カードがないと買う理由がほぼないというのは気になります。

とはいえアイデアの出しにくい特殊勝利点枠で、廃棄置き場の財宝カードの枚数というのは面白いアイデアだと思います
それこそ例えば、「獲得時にあなたは財宝カード1枚を廃棄しても良い。他のプレイヤーは銅貨1枚を獲得する」とかだとうまく噛み合ってくるのかなぁとか思いました
露骨すぎ?
あと、全員で参照できる部分を参照する代わりに、プレイヤー数の2倍、とするのはとてもいい調整の仕方だと思います。
この調整の仕方も個人的には可能性を感じるところ


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#154
錬金術
コスト3
アクション

+1カードを引く
+1アクション
あなたの購入フェイズ開始時に、手札の財宝カード1枚を捨て札にしてもよい。
そうした場合、+1ポーション
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このカードを獲得するとき、(捨て札に置く代わりに)デッキの一番上に置いてもよい。

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ポーションコストを生み出せるカードです
下の効果も強いですね。1ターン目に買うことで初手で使い魔を買うことも可能になっています
このカードがあるとポーションルートにはだいぶ行きやすくなりそうです

ただとても気になるのは、このカードがあってもポーションカードがサプライにあるとは限らないことでしょうか
ランダムでサプライを選ぶのが割と多いドミニオンでは結構問題になりうる点なのかなと
この効果をつけるなら、このカード自身をポーションコストにするのが一番自然なのかな、と思います。
例えば錬金術師に財宝カードをポーションコストに変える効果が付いてたら、割と自然かもなぁと


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#155
天守
コスト5
アクション

手札のアクションカード1枚を2度使用してもよい。
場に天守閣が3枚以上ある場合、使用したカードをもう1度使用する。

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玉座の上位互換カードですね
最初は玉座で、連打すると宮廷になるカードです
文章はシンプルながら、コンセプトは明確でこれはとてもいいんじゃないでしょうか?
玉座系は連打したいカードで、連打すると強くなるというのは噛み合ってますし
コスト5という微妙な集めづらさもいい感じ(デッキが出来上がると5コスの宮廷とヤバイことになるわけですが)


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#156
Trade-in
イベント
コスト3+

場に出ているカードを1枚廃棄する。
廃棄したカードよりコストがちょうど過払いした分のコインだけ高いカードを1枚獲得する。

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改築をイベントにしたような感じですね
イベントに過払いをつけるのは斬新ながら、この過払いは必然性があっていいですね
シンプルながらわかりやすいですし、とてもいいカードだと思います!
銅貨も一応圧縮できますが、焚き火の超下位互換で使いづらそうなのも焚き火との差別化が出来ててgoodだと思います

ちょっと気になるのは、持続カードを改築した場合なんですよね
例えば船着場使用したターンにTrade-inした場合、次のターン場に船着場がないけど2ドロー1購入するわけですね
焚き火でもそういう現象は起こり得るわけですが、焚き火はわざわざ持続カードを廃棄するメリットがないので気にならないんですよね
ただTrade-inだと持続カードを廃棄するメリットが普通にあるので、ちょっと気になるといえば気になります
ただ行進+持続カードも同じ現象は起こるんですよね……
なのでそこまで問題ではないかも
このカード、冒険2ndに収録されててもおかしくないくらい非常に完成度高いと思います。

行進や Improve と明確に違う点として、過払いしなかった場合に同じ船着き場を獲得できるとすると、実質次ターンもプレイできる持続カードに変わりますね。
3金1購入を消費しているのでアリという判断もできるかもですが。
あー確かに、その点はありますね
それはちょっと面倒かも、コンボ場だとやる価値のあるサプライもありそうなだけに
極端な話、雇い人だとだいぶマズイことになりますもんね
過払いしても良い、そうした場合?とすれば一応回避はできますね


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#157
Reseller
コスト5
アクション アタック 持続

次のターンの開始時+2コイン
以下を2回実行する:
他のプレイヤーは全員、自分のデッキの上から2枚のカードを公開し、その中のコスト3~6のカード1枚をこのカードの(表向きで)脇に置き、残りを捨て札にする。
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このカードが場から離れたとき、脇に置かれたカードはもとの所有者のデッキの上に置く。
このカードによって脇に置かれたカードは誰でも購入することができる。
※脇に置かれたカードがあるときにゲームが終了しても、もとの持ち主のところに戻る。

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騎士をマイルド?にしたようなカードですね
騎士と違うのは、破壊する代わりに一時的に購入可能な状態にするということでしょうか
よく思いつくなぁ

気になるのは、個人攻撃が可能になることでしょうか
例えば同じ村が複数人でめくれたとき、どちらで購入するかを選べるのはちょっと個人攻撃に結びつきそうな気がします
そういう意味では、ちょっとドミニオンっぽくないな、とも
騎士も何が捲れるかで分散が大きいわけですが、あれは一応ランダムですし
このカードだと購入されるか否かで分散がさらに大きくなりそう。
あと、脇に置かれたカードの所有者が誰かわからなくなりそうなのも気になりますね。

それにしても、相手のカードを購入できるようにするアタックというのは僕には絶対思いつかなそう……
ホントよく思いつくなぁ、すごい


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#158
Brewer
コスト2
アクション リザーブ

+1アクション
このカードをあなたの酒場マットの上に置く。
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あなたのターンの開始時、あなたはこのカードを呼び出してもよい。
そうした場合、酒場マットに置かれたトークンの数以下のコストのカード1枚を手札に獲得し、獲得したカードのコストに等しい数のトークンを酒場マットから取り除く。
このカードが酒場マットにあるとき、毎ターン開始時に酒場マットにトークンを1つ加える。

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特殊な工房系カードですね
リザーブにあるとトークンが毎ターン溜まって、トークンをコストに変換して手札に獲得ができるわけですね
とても面白そう
コンセプトがはっきりしていて、とても面白いと思います
手札に獲得するという部分がいい味出してますね。トークンを貯めて手札に村や鍛冶屋を獲得する動きがとても面白そう
一つ気になるのが、属州も簡単に取れちゃうことなんですよね
例えば初手からこれを買いまくって、属州を取る動きだけでだいぶ早いステロになりそうだなと……ちょっと危なそう
……と思ったのですが、「このカードが酒場マットにあるとき、毎ターン開始時に酒場マットにトークンを1つ加える。」ということは複数枚が酒場マットにあっても追加されるトークンは1ターンに1つになりそうですね
それなら問題なさそう。

トークンがたまって工房になるアイデアはとても面白そう、コンボ寄りなデッキで一度使ってみたいですね


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#159
Sample
コスト4
アクション

手札にある財宝を好きな枚数だけ使用してもよい。
サプライにあるアクションカード1枚を選ぶ。
そのカードのコストより3少ないコインを支払ってもよい、そうすればこのカードを選んだアクションカードとして使用する。

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財宝を支払うことで選択できるアクションカードが増加するはみ出し者ですね
とてもコンセプトがわかりやすくていいと思います。この発想は面白い!
「財宝で支払う部分がややこしいから、財宝で支払う代わりに負債を受け取る形にしたらシンプルになりそう」という話を友人にしたら
「でもコンボで使いたいカードなのに財宝がないと仕事しないのが面白くない?負債だったら便利過ぎそう」と言われました
確かに……

他のはみ出し者系カードとも差別化できてますし、単純に下位互換とも言えないのがいいですね
財宝を支払わなかったら小さくなったはみ出し者というのも好きです
このカードとても完成度高いと思います!


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#160
Acquisition
コスト25
イベント

このイベントによって脇に置かれたカードをすべて獲得する。
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このイベントがサプライにあるとき、プレイヤーがカードを購入し獲得したあと、それと同じカードをこのイベントの脇に置く。
脇に置かれたカードのコストの合計だけこのイベントのコストは下がる。

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コスト25!?って一瞬思いましたが、行商人のようにコストが下がっていくんですね
イベントの中でも場の支配力が高く、このカードを買うと次のプレイヤーが……と悩まされるのは面白いですね
ただ、ちょっと場の支配力が高すぎかな?という気もします。
例えばこのイベントがあると、村格差はとても大きくなりそうです
購入できる村が実質5枚だけになってしまうので……このイベントで残った村をかっさらえた人がそのまま勝ちそう
コストが下がっていくイベントというのは面白いですし、みんなが購入したカードがJACKPOT式に溜まっていくというのも面白いのですが、
もう少しマイルドにできたらもっと面白そうかなぁと思いました