ドミニオン オリカ募集#171~#180

皆さんからいただいたオリカの#171~#180です。

 

 

 

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#171
地下市場
アクション-持続
コスト4

次のうち2つを選ぶ:
「+1カードを引く」;「+1アクション」;「+1カードを購入」;「+1コイン」
次のターンの開始時に、選ばなかった2つの選択肢の効果をそれぞれ得る。

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市場の持続版って感じですかね
シンプルながら割と普通に強そう。
カードの効果は隊商の護衛の上位互換ですし、工房で集めるには結構優秀そうですね

記憶しなきゃいけない選択肢が多いのは気になるかなぁと思いました
手先でも複数枚使用してると「あれ、なんの効果で使ったっけ?」ってなることは結構ありますが、これはその比じゃなさそう
せめて、「+1カードを引く、+1アクション」「+1カードを購入、+1コイン」の2択から好きなほうを選んで、次のターンの開始時に選んでないほうを選ぶ、くらいじゃないと大変そう
とはいえ次のターンに様々な効果を送れるのが面白い部分ではあるのですが……
例えば今のターンは1金1ドローにして、次のターンに1アク1購入を送るとか面白そうですし
選択肢があって、次のターンに残った選択肢を送るというのは中々面白い発想ですよね
この発想はすごく面白いカードが生まれそうな気がするのですが……


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#172
移動図書館
コスト3
アクション

+1アクション
手札が5枚になるまでカードを引く。

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移動動物園を彷彿とさせる名前ですねw
効果はとてもシンプルで、書庫系の亜種という感じですかね。
カード効果がシンプルなのはいいですね。

ただ、使えるサプライと使えないサプライが露骨に分かれそうですね。
捨て札にする効果がどこかにないと購入する意義がありませんし……そこは気になるところですかね
例えば書庫はシンプルにステロできますし、
cursed villageは+2アクションによって手札を減らしやすい
よろずやは書庫効果がメインじゃない
と書庫系カードって相性のいいカードがなくても成立するように作られてるんですよね。
なので書庫系カードとしては、相性の良いカードがなくても最低限成立するように作りたいかなぁと思いました


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#173
is
コスト4
(カードタイプなし)
アクション1つを解決した直後、そのアクションカードがまだ場に出ている場合、このカードを使用してもよい。
そうすれば手札、または山札と捨て札を見てその中からアクション1枚を使用してもよい(山札は見たあとシャッフルする)。
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このカードが場にあるかぎり、このカードの左隣にあるカードと同名のカードの指示文はこのカードの右隣にあるカードの指示文となる。(隣もisであるなら効果はなくなる。)

※名前とコストは変わらない。
例:鍛冶屋にisを使い、村を場に出すと鍛冶屋is村となり、そのターンの間鍛冶屋は村として扱われる。
その村に対して2枚目のisを使い木こりを場に出すと鍛冶屋is村is木こりとなり、鍛冶屋と村は木こりとして扱われる。
isの隣が焚き火などでなくなればその都度更新される。
先程の例で木こりのあと値切り屋を出し、焚き火で木こりを廃棄すれば鍛冶屋と村は値切り屋となり、この例ではカードを購入する度に3回値切り屋が誘発する(値切り屋が場に出ているときに発揮する効果であるため)。
鍛冶屋is村is鍛冶屋と並んだ場合、2枚目の鍛冶屋の効果は村として扱われるが、次に使う村と鍛冶屋は鍛冶屋として扱う。
鍛冶屋is村鍛冶屋(効果は村)is木こりとなったあと鍛冶屋を使用すればその鍛冶屋は村と木こりの効果を両方得て、好きな順番で処理する。
isによって持続カードになった場合、次のターン以降に効果を予約したカードは持続する。
リザーブになれば呼び出す条件を満たせば呼び出すことができる(リザーブでなくなってしまうと呼び出せない)。
村is御料車となると村は御料車となりそのターン中、村を使用すると酒場マットに置き、呼び出すことができる。
しかしターンを跨ぐと村is御料車は崩れるので酒場マットの村は呼び出せない。
もう一度村is御料車を作れば呼び出せるようになる。

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1.アクションカードを使用した後に(アクション権を使用せず)山札や捨て札からアクションカードを引っ張って使用できる
2.するとアクションカードの効果を変えてしまう
というところでしょうか
これはすごいカードが来ましたね……w 熱量を感じます。
まず、アクションカードを山札や捨て札から引っ張ってこれるのは優秀でしょう。
そのまま使えるので、アクションカードを使用した後なら実質優秀なキャントリップといえますね。
問題はisの効果の部分でしょう。
例えば鍛冶屋を使用した後にisで村を引っ張ってきて、鍛冶屋is村となると、鍛冶屋が村になってしまうんですが……
よくよく考えると、この例で村になる部分は山札捨て札から自由に選べるので、あまり困ることにはならない気がします。
それこそ研究所にして損することはあまりないでしょうし。
そう考えると、普通に強そう?初動は安定しづらそうですが、初動さえ動いてしまえば爆発的に動いてくれそう。
一番いいのは真珠取りをなにか強いカードにする、という感じでしょうね。
また鍛冶屋is村 鍛冶屋is木こり として鍛冶屋をどんどん成長させていくのも面白そう。
いろいろ面白いことができそうですね~
ただ、カードタイプがなかったりといろいろ気になる部分はどうしてもあります。
カードの効果を別のカードの効果にしてしまうというのは面白いと思うので、例えばマットを用意してその上で表現するようにすれば、見やすくなるのかなぁと。
すぐにマットを用意したくなるのは僕の悪い癖なんですけどね


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#174
Fallen Bridge
コスト4

+1アクション
+1カードを引く
+1カードを購入
このターン、すべてのカード(プレイヤーの手札を含む)のコストは1少なくなる。
しかし0未満にはならない。
カードを獲得するたびに、すべてのカードのコストは1多くなる。

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街道系なのですが、カードを獲得するたびにコストが1上がるというのはなかなか面白いですね。
これは新しいしゲーム性もありそう。
よく思いつくなぁ
獲得系カードは無視したとして……
例えば単体で使用した場合、1枚購入なら実質行商人、2枚購入なら市場、3枚購入なら青空市場になるわけです。
こう考えると、初手候補としては密猟者と同じノリで取れそう。
これがn枚使用したとすると、1枚購入か2枚購入なら1枚あたり1金出力して、3枚購入だと0金出力、4枚購入からは-2金……というふうになっていきますね
こう考えると挙動は意外とシンプルですね。複雑すぎなくてよさそう。
もちろん獲得が絡んでくれば別です。
物乞いを使用した後に引き上げ水夫を利用するなんて手もあるでしょうし
何かをトリガーにしてコストが増減するというアイデアはとても新しくて面白いですし、いろいろ考えられそうですね~


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#175
Sanctuary
コスト6
アクション

+1アクション
サプライにあるコスト4以下のカード1枚を選ぶ。
このターンの間、あなたはあなたの手札か山札にあるカードを廃棄したとき、選んだカード1枚を獲得する。
山札の一番上からカード5枚を見て1枚を廃棄してもよい、残りは好きな順番で山札に置く。

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圧縮と工房を兼ねたカードですね。
基本的には見張り+工房のような仕事をしますが、他の圧縮カード(それこそこのカードを2枚使うとか)と組み合わせると工房効果がどんどん重ねがけされて面白いですね。
おそらく重ねがけを想定して+アクションをつけているんだと思います。
上手くまとまってていいカードだと思います!


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#176
Obliterator
コスト6
アクション 持続 アタック

次のターンの開始時+2カードを引く、手札2枚を廃棄する。
他のプレイヤーは次のそのプレイヤーのクリーンアップフェイズで捨て札にする場に出ているカードを3枚残して脇に置く。
脇に置いたカードはその次のターンの各プレイヤーのクリーンアップフェイズ開始時に捨て札にする。

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圧縮しながらアタックするカードですね。
自分への効果は、次のターンに2ドロー2廃棄。シンプルにとても優秀ですね。
目新しいのはアタックの効果ですが……
アタックの効果は、クリーンアップフェイズに捨て札にするカード3枚を脇に置いて2ターン封印する、というものですね。
問題はこの3枚を誰が選ぶか、というところですが……この文章だと各プレイヤーが自分で選べるということですかね
各自でこの3枚を選べるとなると、銅貨3枚を脇に置いて擬似圧縮、というようにむしろ援護射撃になってしまいそうな気もします。
もちろん、3枚ゴミカードがないと強いカードを送られてしまうわけですが……
2ドロー2廃棄が普通に強いですし、アタックはそこまでメインの効果でもないのかもしれませんね
このカードは圧縮したデッキほど、それこそ強圧縮引き切りデッキだとめちゃくちゃ刺さりますし、圧縮カードなのに強圧縮を許さないのは面白いですね
まるで仮面舞踏会のよう
6コストの圧縮カードはデッキ2周目に取れた方が勝つイメージがありますが、先に買うとアタックに潰されるかもしれない、というのはとても噛み合ってて面白い
そう考えてみると、カード効果とアタック内容にアンシナジーがあって面白いカードですね


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#177
Hold
コスト5
Project

このProjectはアクションが場に出ているときのみ購入できる。
このProjectを購入したとき、場に出ているアクション1枚を脇に置き、そのカードの上にWooden cubeを置く(このProjectの上にはWooden cubeを置かない)。
あなたがアクションを使用したとき、それを解決する前にWooden cubeを置いたカード1枚と交換して使用してもよい。
交換したカードはWooden cubeを置き換え脇に置く。

※ProjectにWooden cubeを置かないため、Holdは最大2回買うことができる。

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テトリスのHOLDみたいなProjectですね。
これ、めちゃくちゃ面白いと思います!遊んでみたい
どこかで買っておいて、村を保険で置いてみたり、木こりを用意して置いたり色々できそうで本当に面白そう。
普通こういうのってマットを用意すると思うんですけど、木製キューブを置くことでマットを新たに用意しなくていいというのも「上手いなぁ~」って思いました
いやホントこれ面白いアイデアだし、ゲームを壊すこともないし良いと思います!


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#178
支援者
コスト4

+1アクション
+4コイン
手札を公開する。
左隣のプレイヤーはその中から1枚選び、選ばれたカードを捨て札にする。

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禁制品っぽい読み合いのカードですね
銅貨捨てだと実質金貨なので、そこを狙っていきたいところ
アクションカードは捨てられたくないので基本的にはアクションフェイズの最後に打ちたいのですが、そうすると+アクションが生きてこないという……良いジレンマですね
あるいは、書庫系と組み合わせるのも可能かもしれません。
この場合、相当上手く組み合わせないとデッキは回らないと思いますが……できたら楽しそうですね
また、文章がシンプルにまとまってるのはとてもいいですね
なかなかこういう綺麗なカードって作りづらいですからね……


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#179
Celebration
アクション
コスト4負債

+1カードを購入
コスト5以下のカード1枚を獲得する。
このカードを廃棄する。
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このカードが廃棄置き場に1枚あるごとにすべてのカードのコストが1下がる(0未満にはならない)。

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上の効果は概ね負債版の祝宴なのですが……下の効果がとんでもないですねw
廃棄置き場にあるごとにカードのコストが下がるということで、色々とやばそう
このカードで属州が取れるようになりますからねw
負債版の祝宴というのは普通に買いたい場面は多そう。
打ったターンだけ見るなら5コストを獲得しながらコストを下げて購入も増えてるのですが……
後から使いたいカードなのが難しいですね。
先手が買ってたら追いかけたいですが、自分から一人目になりたいかという読み合いが難しそう

廃棄置き場にあるごとにコストが下がる、という発想はとても面白いですね
そこに祝宴を組み合わせるというのも上手いですし、カードとしてはよくまとまってて良いと思います
ただこれは使ってみないとどういう動きするか読めませんね……w
なんとなくですが、ゲームを支配しすぎるような気がします。


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#180
Mob
コスト5
アクション アタック

+3カードを引く
他のプレイヤーはコスト3以上の勝利点ではないカード2枚を捨てて(できない場合可能な限り捨て札にして手札を公開する)捨てた枚数だけ+カードを引く。

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いわゆる鍛冶屋亜種、それもアタックする鍛冶屋ですね。
アタックの効果は民兵系なのですが、中々エグいですねw
コスト3以上ということで銅貨が残るので手札が5枚勝利点とはならないですが、強いカードが手札から流されるのはヘイトを買いそうというか……連打すればするだけ強いので、幽霊船以上のグダグダ場になりそうかなぁと
寵臣なんかは手札が4枚になるので2回目以降は基本アタックないんですけど、これだと連打すればするだけ相手の強いカードを流せるので(しかも大衆より効率が良い)、
ちょっとキツそうだな、というのが正直な感想です。
1ターンに1度のみ、とか個人的には付けたいですね